宝物・指定文化財
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天下一嘗の面(国常立尊面・赤面さま)徳川家康公奉納
慶長5年(1600)、徳川家康公が関ヶ原の戦いに出陣の際に戦勝を祈願され、合戦の後、勝利の御礼としてこの面を奉納されました。もとは舞楽の演目の「二の舞」に用いられる面で、室町時代中期に作られたとみられます。
江戸時代の中頃の疫病が流行したある年のこと、「この面を神輿に付け町々を廻れば苦しみから救うぞ」との神様のお告げがあり、以来、6月の例大祭にはこの面をお神輿につけて渡御し、無病息災・幸福招来を祈願します。
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神輿(葵神輿)徳川家康公泰納
品川区指定有形文化財(工芸品)
慶長5年(1600)、徳川家康公が「天下一嘗の面」などと共に奉納。江戸時代初期の特徴が残る都内でも数少ない貴重なものです。
明治時代に勝海舟が「葵神輿」と名付けました。 -
富士塚(品川富士)
品川区指定有形民俗文化財
明治2年(1869)から5年(1872)にかけての築造。
この富士塚に登ることで本物の富士山に登ったのと同じ御利益があるとする「富士信仰」に基づくものです。毎年7月上旬には「品川丸嘉講」により山開きの神事が行われています。
(品川区指定無形民俗文化財) -
石造烏居・石造水舟(水盤)堀田正盛公奉納
品川区指定有形文化財(建造物)
慶安元年(1648)三代将軍徳川家光公の側近・堀田正盛公の奉納。
鳥居は都内では上野東照宮に次いで二番目に古いものです。
水舟(水盤)も鳥居と同時に奉納されたものです。
宝物殿
- 開館時間
- 9時30分〜16時30分
- 開館日
- 正月期間
6月の例大祭期間中
11月中の土・日・祝日
上記以外の日は必ず事前に予約が必要です。
神社行事等により予約をお受けできない場合もございます。